社内環境要因を自社の強みとなる機械要因と、弱みとなる脅威や不測の事態となりえる要因に分類します。その2つの視点を対比させることによって事業計画の方向性も確認できるでしょう。これまでは利点だけが強調され弱点は見逃されがちだったと思われます。
以下の要因について考えます。
これらのものを実際に書き出し把握することが重要になります。
経営力を分解して評価
下記のように6つの要素に分解してみましょう。
この6つの要素を7段階の評価をしてみましょう。
たとえば、・非常によい・かなりよい・ややよい・どちらでもない・やや悪い・かなり悪い・非常に悪いというような感じで点数をつけてみるとよいです。評価の決め方は自分自身の判断で良いです。一番大事なことは自社の強みと弱みを頭の中にインプットしておくということなのです。
外自社の強みを生かすだけではなく弱みを解消していくことも考慮にいれないといけません。
弱みは事業計画を進めていく上でネックとなるからです。一時的な改善療法ではなく長期的な視点で企業革新を進めていくことが必要です。企業革新を図りながら長期的に展開できる事業計画を進めていくという考え方が重要となります。
企業確信のテーマですが・・・
これらことを考えながら次の項目に分類し自社の改善テーマを考えましょう。
①企業文化革新
②人事革新
③技術革新
④マーケティング革新
⑤品質革新
⑥事業革新
上記1~3の内容ごとに①~⑥すべての事柄を考え弱みを解消していくことになります。
外部環境の分析をしていきます。業界(競合他社)の動向と市場の動向の2つの視点からとらえ考えようとしている事業計画テーマが参入できる可能性を探っていきます。これらのことを探っていくのは一般的に現事業拡大の場合は安定型・安全型に対し異業種参入型は冒険型・で危険度も高いといえるからです。
自社の事業拡大を試みるためにはこれから参入しようとする業界の中で自社の優位性を決定づける要因を探し出さなければなりません。
業界の動向を知るための調査項目
市場規模調査のチェック項目
消費購買動向調査のチェック項目
業界動向や市場動向、消費者動向を調査することで業界の現状もわかり参入できる基盤があるか見極めましょう。
経営資源を有効的につかうための方法論、または活性化する方向性の特定でありその方法論の中からひとつの方針を発見し、利益を追求するためのものです。
経営力の許容範囲を知るためにも各事業探索のパターンにあわせてどの分野でいくかを見極めます。下記のような分析表を作り自社の経営力を判断し事業コンセプトを決めます。
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テーマ |
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製品化と事業化 |
業務と経営 |
マインドと行動 |
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経営力の |
資源・機能(ともに有り) |
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資源(有り)・機能(なし) |
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資源(なし)・機能(有り) |
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資源・機能(ともになし) |
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事業コンセプト |
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売上を予測する
勘だけでアバウトな予測をするのではなくて、売上の発生源ごとに年間どの程度予測できるかを考えていきます。初年度から黒字になることにこしたことはないですが楽観的な計画は禁物です。
例)販売による売上計画
システムによる販売手数料
ほかの流通経路からの売上(未確定名ものは控除する)
このように商品別に考えていきます 。
何期目から利益がでるかを考える
売上高から投資費用や経費を除いたものが利益となります。初年度の投資をできるだけ低く抑え2期目や3期目で上がる利益を組み込む形で投資計画を考えていきます。
例) 投資費用
必要経費
投資費用も経費も項目ごとに予測して全体を合計したあと、売上予想と照らし合わせて利益の計画を考えます。
構成のポイントを頭に入れる。できるだけ観閲に内容をまとめることが大事です。
まとめ方
の順にまとめていきます。最も重要な内容からまとめていくと良いでしょう。
書き方のポイント
調査に基づき論理的にしかも結論を明示できるように構成することが良いでしょう。仮説や推測は削除することをお勧めします。