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●相続税の税務調査について

相続税の税務調査は以下のような感じです。

① 被相続人の職歴、趣味を聞かれます。 → 被相続人の貯蓄額や財産の嗜好を推定します。

② 亡くなった原因やなくなったときの状況を聞き取ります。→数年間寝たきり等の場合はその間の現金の管理者が誰かを確認し、管理者に財産が流れていないか、または財産を隠していないかを確認します。

③ 香典帳、日記帳などがあればその内容を見てきます。→被相続人との取引先の確認をし、財産に漏れがないかを確認します。

④ 自宅の金庫や通帳の保管場所(台所等)または貸金庫を確認します。場合によっては貸金庫の開閉記録を確認することもあります。→保管場所に申告書に記載されている財産以外のものがないかどうか確認します。

⑤ 被相続人の預金通帳の流れのなかで金額の大きいものはその使途を聞かれます。→相続人に資金が流れていないかどうか確認します。

⑥ 相続人の預金の中で大きな入金がある場合にはその資金の源泉が調査されます。→被相続人からの入金でないか確認します。

⑦ 預金通帳の銀行印のチェックが行われます。→被相続人と同一のものである場合はその通帳の管理者、実質所有者の認定が問題になります。

⑧ 通帳を作るとき、通帳の申込書の自書欄が誰のものか確認します。→被相続人が記載したものである場合はその通帳の管理者、実質所有者の認定が問題になります。

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